2013年12月9日月曜日

日本語と英語って逆の発想が多くない? Japanese expressions are often based on reversed viewpoints from English

歩道を歩いてたら、クラクションを鳴らしながら隣を走るドライバーに怒鳴り声を発してる若い男性のドライバーがいた。

なにごと?

と思って注意して聞いてみると、危うく接触しそうになったみたいで、若い男性ドライバーがぶち切れて、「どこ見て走ってんだ!」と窓を全開にして怒鳴ってたみたい。

ロサンゼルスでは結構よくある風景です。

そのとき、怒鳴り声を上げた男性が最後に投げつけたセリフが、

"Wake up!"

というの。

文字通り、「起きろ!」なんだよね。

これを聞きながら思ったのが、日本語で言うなら、「寝てんじゃねえ!」だよなーってこと。

日本語でぼけーっと運転して危うく接触事故を起こしそうになったら、「起きろ!」とは言わないよね。本当に相手を居眠りから起こしたいときは「起きろ!」って言うだろうけど、相手の注意が散漫で怒鳴りつけたいときは、「寝ぼけてんじゃねーぞ!」とか「寝てんじゃねーよ!」とかでしょう。「起きろ!」だとイヤミに聞こえないんだよね。

じゃー、英語で"Don't sleep!"(寝てんじゃねーよ!)って言うとどう聞こえるかって考えると、これまた日本語とは逆で、イヤミに聞こえないんだよね。「寝ないで!」っていう感じ。

これって、英語と日本語の発想が逆だなって思った。

こういう日本語と英語の逆の発想って、ホント、多いんだよねー。

この他に有名なところでは、『go』と『come』。単純に訳すと『行く』と『来る』だけど、日本語で「行く」っていうときに、「come」を使わないといけないことがあるじゃない?例えば、電話してる相手に向かって、「今からそっちに行くね」って言いたいとき、"I'm coming to you."でしょ。

あと、アメリカ人とお付き合いしたいゲイなら必ず知っておきたい表現。

『イク』って、英語だと『come』なんだよねー。もうこれは常識?!洋物のビデオを見慣れた人なら知ってるはず(恥)。「いきそー」ってI'm comingだからね。これって不思議だよね。

日本語だと、「昇天する」っていう表現があるように、別世界へ「行っちゃう」っていうイメージなのかなー?一方、英語だと、体内から何かが「出てくる」っていう感じで、「coming」って言ってる感じがする。日本語だと、主体が自分だけど、英語の場合は主体が何か別のもの。

この他にも色々と日英語、逆になってる表現がまだまだ沢山ある気がするけど思い出せない、、、。他に何がある?

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