2014年11月6日木曜日

台湾のゲイパレードからパームスプリングスのゲイパレード

 10月末に台湾であったアジア最大のゲイパレードだけど、日本から参加した人いる?ブライアンが参加してきたのだけど、感想というのが、「意外と小規模だった」と。

そりゃー、ニューヨークやSF、LAのゲイパレードに行ったことがある人にしてみれば、「アジア最大」といってもそうでもないんだろうね。

台北にいるブライアンからメールが届いて、ニューヨークタイムズでも台北のゲイパレードについて報道されてるって。これがその記事。

http://www.nytimes.com/2014/10/30/world/asia/taiwan-shines-as-beacon-for-gays-in-asia.html



なんかさ、読んでて腹が立ってしまったんですけど、、、。

いかに台湾がアジアの中で先進的でゲイについての理解が高く、アジアの中で同性結婚の合法化に最も近い国ってことが書かれてるのね。

 この記事を読んで思ったのが、やっぱニューヨークタイムズって白人視点のメディアだよなーって。

同性結婚を合法化すればそれが「進んでる」ことなのか?って違うんじゃない?

アメリカに住んで身にしみて感じるのが、アメリカってところは人の意見が両極端すぎってこと。同性結婚が合法化される州もあれば、同性愛(厳密にはアナル行為)を犯罪行為と法律で制定しているところもあるし、同性結婚を違憲にしてる州もあるじゃない?

それに日常レベルで見てもゲイに対するバッシングとかヘイトクライムも多いのがアメリカ。日本ではゲイっていう理由だけで殺人事件が起きたなんて聞いたこともないじゃない?

だから同性結婚が合法化されたという背景には、同性愛に対する極端なまでの嫌悪を抱く人たちがいるってことに対する逆ぶれなんだよね。

日本みたいに「波風立てないのが美徳」 とする文化だと、同性結婚の合法化にも振れなければ、ヘイトクライムにも振れないっていう、「横振れ」の狭いお国柄なんだよね。それが「後進的か」って言われるとそうじゃないじゃない?

まーブライアンが悪いわけじゃないけど、なんかこのやり場のないストレスを発散させたくって、ブライアンには反論メールを出してしまった。

しかも、「アメリカはOECD諸国の中で殺人発生率がワースト2位なのに、日本は上位2位だよ。ゲイに対するヘイトクライムもほとんど聞かないし、西洋文化の物差しで東洋文化を計ろうっていう考え方って違うんじゃない?」と。

ブライアンも悪いと思ったのか、そもそもこの記事に同意していなかったのか、「確かに、パレードで知り合った台湾人にこの記事のことを話したら、全員が驚いてたから現実とは違うんだろうね」と。

それから、ブライアンが、「君のブログの読者はどう思ってるんだろうね?」って質問がきたわ。僕がブログでブライアンのことをペラペラと話してしまってるのは知ってるんだけど、彼が僕のブログについてそんなに興味を持ってたってのは意外。

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あと、てっきりブライアンは台湾と香港に一人旅行で行ってるのかと思いきや、昔のボーイフレンドと行ってきたんだってさ。

そのボーイフレンドは今、香港に住んでる香港人だって。へー、過去の男と一緒に旅行するぐらい仲がいいんだー。僕なんて過去の男と一人も旅行に行けるような関係じゃないよー。

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プライドパレードといえば、ロス郊外の街パームスプリングスで、今週末、ゲイパレードが開かれる。

パームスプリングスと言えば、リタイアした裕福なゲイが多く住むので有名な場所。彼らのお金に惹かれて、若いゲイ(ハスラー)とかもパームスプリングスに移り住んでるとか。

パーティー好きなゲイが集まる「ホワイトパーティー」とかも開かれてるしね。(冒頭の写真は、そのホワイトパーティーの様子。)


ロスに住んで数年経つけど、まだパームスプリングスにはデビューしてなかったので、ちょっくら行ってこようかなーと。

宿泊先のホテルにプールがあるから、 やっぱ水着とか持ってった方がいいのかなー。プライドパレード期間中だと、こういうジョックストラップで街中を歩いてる人とかいそー。←勝手な妄想。

ロスのダウンタウンから車で2時間くらい。


実は、白人とラティーノのご隠居カップルのお家で開かれるパーティーに参加予定なのだ。典型的なパームスプリングス住人。

色々とゲイの人気のパームスプリングスってのがどれくらいのもんか、いっちょ見てきてやろうかなと。

これは2011年のパームスプリングスのプライドパレード。意外と地味かも?


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