2015年7月19日日曜日

ロサンゼルスのゲイの映画祭OutFestに行ってきた

毎年恒例で夏のこの時期に開かれるLGBTの映画祭、OutFestに行ってきた。今週1週間(?)開催されてて、明日の日曜日が最終日。

僕もほぼ毎年この映画祭に足繁く通ってて皆勤賞。(今年のプライド・パレードは寝坊してサボってしまったので、OutFestは見逃さないと誓ってたのだ。)

だけど今年はメキシコ半島沖で発生した熱帯低気圧がLAにも押し寄せてきて、ちょうど今日土曜日が大嵐になってしまった・・・。がーん。せっかく毎年楽しみにしてるOutFestなのに、、、。

(なぜ屋内イベントの映画祭に天気が重要かというと、映画を見る前後に屋外パーティーがあるのだ。カラっと晴れたLAの青空の下でゲイに囲まれてカクテルっていうのが、夏の風物詩の一つになってる。実は映画そのものより、そっちの方が毎年楽しみだったのに、、、。)

道も嵐のせいで濡れてるせいか、雨に慣れていないLAっ子が各地で事故を起こして大渋滞。あいやいやー。特に会場近くのWest Hollywoodになると、どこも渋滞で真っ赤っか。アプリを使って空いてる道を探そうにも、全部の道が真っ赤でお手上げ。

どうにか開演数分前になだれ込みセーフ。

席について周りを見渡してみると、ほぼ満員御礼。嵐なのに(ってか、嵐だから?)。West Hollywoodに住んでるゲイたちが徒歩で大勢見に来てるのか?

会場に入る列に並んでて気がついたのだけど、今年はまた一層、観客の年齢が上のような、、、。若い人がいない!?

この写真で見てもわかるように、ランダムに写真を撮ってみても、映るのはハゲと白髪ばかり。360度がこのエズラって泣ける・・・。


なんでゲイの映画祭に、若い人たちがほとんど参加しないんだろ?NYやシカゴ、ボストン、その他の全米各地でゲイ映画祭に行った時も、ゲイバーやクラブに行くような20代の子たちがほとんど来てないんだよねー。来るのは、定年間際みたいな中年とか老人が大半。そして今日の会場は、8割強が老人組・・・。

若い子はお金がないから、14、5ドル払って映画1本観るより、ゲイバーでカクテル飲んでた方がいいっていう価値観なのかね?

一方、ゲイ・パーティーのWhite PartyとかBlack Partyなんかになると、ジムで鍛え上げてるような20代から30代のゲイが大挙するしね。お金の問題だけじゃない気がする。

映画館で映画を見るって、今時の10代、20代の間で娯楽として人気が低下してんのかね?それか、ネットで見る人が多いのか?

で、映画が終わってパーティー会場に行ってみたら、少しは若い子がいた。この子とか。


あと、この人が(売れない)役者か?と思うくらい、周囲から突出してイケメンでいいオシリしてたわ(笑)。


思わず何枚も撮ってしまう。


ここにもハゲが!

映画館の会場で、年寄りだらけの周囲を見渡してたら、どっかで見覚えのある顔が。

この人。

僕の後ろ3、4列後に座ってた子。年寄りに混じって若い子なので目に飛び込んできた。どっかで見覚えあるなーと思ったら、何度かチャットしたことがある子だった。

 
やっぱアジア人好きは死ぬまでアジア人好きであることを証明するかのように、彼の連れ(この写真の右隣。顔が別の人の頭で隠れてるけど)が、やっぱアジア人やったわ。

あと、よくよく思い出してみたら、この子と一度パーティーか何かイベントでばったり出くわしたことがあって、その時にも、「一度ネットでチャットしたことあったっけ?」って互いにうろ覚えで数分会話したことがあったのを思い出したわ。

もう何年も前のことで、チャットした内容は詳しく覚えてないけど、なんか相性が合わなかった記憶がある。だから実際に会うことはなかったんだろうな。

それにしても世の中狭いわー。LAみたいな人口が380万人を超える大都市圏で、ゲイの映画祭行ったらこれでしょ?世の中の男の数にはやっぱ限りがあるんだなー。

しかも、映画祭の後にお呼ばれしてた別のパーティー会場行ったら、こいつもアジア人の連れと一緒に来てたし!もう世の中狭すぎ!

なのでパーティーでは、この子と目が合わないよう注意しながら新しい人たちとおしゃべり。ヘッジファンドで働いてるインド人(50代)とその白人の恋人(30代)のカップルとか、40代で会社の重役をやってる羽振良さげな白人男性とこれまた年下小柄なラティーノのカップルとか、今日はやたらと金持ちパパと若いカップルっていうのとよく遭遇したなー。やっぱ愛は金なり、か?

***

 で、今日、なんの映画を見たかというと、You & Iっていうドイツの映画。(以下、ネタバレになるので、映画を見る予定の人は注意!)



主人公Jonas(上の写真)は、彼女と別れた後、イギリス人でゲイの友人Philipとドイツ国内をめぐるキャンピング旅行に行くことにする。JonasとPhilipは、Jonasがロンドンに住んでいた頃、11ヶ月アパートで共同生活をしていた元ルームメート。

二人は人がほとんど来ない森や湖をキャンプカーで回る。湖では、Philipが全裸で飛び込み、それをJonasが写真に収めるといったホモ・エロティックなシーンが続く。

Philipが前も隠さず全裸で泳ぐところを、Jonasは(ノンケだから)、恥ずかしそうに自分だけ水着に着替えて後に続く。JonasとPhilipの関係は、大親友のようにも映れば、互いに惹かれあっている恋人前の関係のようにも見える。いわゆるbromannce。

そんな道中、道に迷った二人がポーランド人バックパッカーの青年Borisと出会い、3人の珍道中が始まる。

左がイギリス人でゲイのPhilipで、右がポーランド人バックパッカーのBoris。

Borisは、東欧出身ということもあり(?)ゲイに対して臆病でホモフォビア感情も併せ持っている。PhilipがBorisを驚かすために突然全裸で襲いかかってくるシーンでは、驚きと恐怖がないまぜになって絶叫する。

それが3人の旅が進むにつれ、関係と感情が徐々にもつれてくる、、、


ある晩、3人がワインで相当酔ってしまったとき、PhilipはBorisにこう質問する。

「男と女、どっちに興味がある?」

即答できないBoris。

「この質問には答えなくていいよ」と続けるPhilip。質問に即答できなかったこと自体が、Borisの迷いを証明している。

そして二人が一線を越えた翌朝、そんなことも知らずに朝食を取っていたJonasに、Borisは昨晩の出来事を告白する。

うろたえるJonasーーでもJonasはガールフレンドと別れたばかりのノンケのはず。

3人の関係はどうなるのか?!

というお話。

カメラワークもホームビデオみたいな手取りシーンが多くて、本当に3人のキャンプ旅行を傍観してる気持ちになった。それに演技もとても自然。やっぱり大自然の中で湖に全裸で飛び込んだり、草原を走り回ったりすると、役者さんの気持ちも自然になってくるのかな。

前半はゆっくりな映画で、「この話はどこに進むんやろ?」って思う先の見えない出だしだったけど、PhilipとBorisが一線を越えたあたりから、青年たちの間に畳み掛けるような感情の起伏が起きて、友情関係が嫉妬によって崩れていくのであります。

僕はお金持ってるパパより、純粋に愛してくれるイケメンがいいなー。(←夢見る少女のままなんです、はい。)

2 件のコメント:

Jun さんのコメント...

こんばんは。ニューヨークからJunです。ご無沙汰です!
最後の「夢見る少女のまま!」というところに大共感!!!
実は今年の春、大失恋をしたのですよ。だいぶ立ち直れましたし、いま考えるとなんであんなんassholeが好きだったんやろーと思いますが、いろんなこともたくさん学べましたし、成長しましたし、強くなれたと思います。でも久々に味わった恋のときめきでしたわ。。。ぼくって非現実的にロマンチックすぎなのかー。
いつか直接お会いしてお酒飲みながら恋愛相談に乗ってほしい!!
ニューヨークにも遊びにきてください!

Tsuyoshi Smith さんのコメント...

ダメ男になんで惚れちゃうんだろうねー。やっぱ見た目や体がいい男は高飛車だからダメンズなんだろうなー。今まで出会った性格のいい男性ってやっぱブ男が多かったし、、、。

でも立ち直れたそうでなによりです。ニューヨークはゲイ人口も多いし、so many fish in a fishbowl!

そうそう、ニューヨークにはここ数年ご無沙汰してるから今年くらい行きたいなーなんて話してたところ。

ちょうどブライアンがこの夏ニューヨーク出張があって会社の経費でホテルに泊まるから、泊まりにおいでよとお誘いを受けた。けど、夏の間って、航空運賃がメチャ高くね?

ちょっと調べてみたらLAから往復で410ドル以上。僕がこの5月に台湾に行ったのが往復500ドル、この秋またヨーロッパ旅行に行くのだけどその往復航空券が400ドルだから、それを考えると二の足を踏みますわ。