ホントに久々にゲイ・バーに行ってきた。ロスに引っ越してから数年がたち、ウェスト・ハリウッドのゲイ・バーにも飽きたってこともあり、最近はご無沙汰してた。それに、知り合う友達が、ことごとくゲイ・バー嫌い。
でも、最近、仕事関係で知り合いになった二人(ティムとジャド)の米人ゲイとつるんで、バーに繰り出すことに。その一人は、7月にここのブログでも紹介した、かつて日本で下着モデルをやってた元イケメン。
二人とも、ぼくよりかなり年配の白人中年で、僕は一人アジア人小学生 みたいなデコボコ・トリオ。かなり不思議な三人組を醸し出してたんじゃないかなぁ。だけど、中年だけあって、やっぱ深い仕事の話ができるし、イケメンばっかりを目で追いかけるような気ぜわしいこともないので、安心して会話が楽しめた。
ビールやカクテルを何杯か飲んで、バーも混雑してきはじめた頃、僕たちの正面に20代後半から30代前半風なイケメンの2人組が登場。しかも、一人は、かなりの男前。僕ら3人は、それまで周りの男どもに目もくれてなかったのが、酔いのせいもあり、いきなり「戦闘」モードに。
ティムが、"Oh my my my. Look at those guys. "(この前の男たち見てみ)と興奮ぎみ。
僕らに聞こえるだけの小声だったのだけど、なぜかイケメン二人組から僕らの方に近づいてきて話しかけてきた。まじで?こんなこともあるもんなんやね。
しかも、2人組の片割れ(ややイケメン度が落ちる方)が、僕に話しかけてきた。
「New Castleビール飲んでるの?」
それまで、自分がどのブランドのビールを飲んでるかなんて気がつきもしなかったので、思わずラベルを確認する僕。ここで既にダサダサ。(バーテンダーには、ブランド名は告げずに濃いめのビールをお願いしてたのだ。)
「え?あー、New Castle Beerだね」と僕。
でも、このとき、ゲイ・バーは最高潮に盛り上がりを見せていて、DJが音量を最大限までガンガンに出していた。相手の声も、半分、想像で修復しながら聞くしかない状態。
次に、向こうから「Oxoxox ?」と質問をされたのだけど、何を言ってるのかわかんない。
「え?もう一回、なんだって?」と聞き返す僕。そのとき、相手の声がよく聞こえるように、耳を相手に近づけようと前屈みに。
そしたら、ゴツン——
彼も同じように僕の耳に顔を近づけてきて、軽くおでこを衝突してしまった。恥ずかしいー。
彼も笑ってくれて、僕も笑うしかなかったのだけど、なぜかそれから、この彼は僕の隣にいたティムとばっかり話し始める始末。英語がよくわからない外人アジア人とでも思われたのか?
もう一人の超イケメンは、元下着モデルと話し始めて二人でいい感じに。
なんか結局、ババを引いたのはオラ一人!?よく見たら、白人のゲイ男が2カップル成立して、その会話に入れてもらえずたたずむアジア人一人、、、。さむっー。
ゲイ・バーなんて、もう行かない!という思いが脳裏をかすめたのでした。
* * *
でもこの晩には、まだ続きがあって、やたらとじろじろ僕のことを見てくる中年オヤジがいたのだ。背が低くて、イタリア系?なんか、この手のオヤジにはやたらと人気がある。
しょうがなく(?)話をすることになったのだけど、トルコ人ということが判明。正確には、母親がトルコ出身のアメリカ育ちらしい。へぇ〜。やっぱアジアとヨーロッパの中間にあるというだけあって、見た目がヨーロッパ人の人もいるんやね。
僕もトルコには行ったことがあるので、そんな話で盛り上がったのでした。
とりあえず名刺だけもらってサヨナラ。
家に到着したら喉はガラガラ、とてつもない疲労感に襲われて、一気に爆睡。ゲイ・バーって、ホント疲れるよね、、、。
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