2013年10月6日日曜日

ゲイ友と久々に再会したら新恋人を紹介された A gay friend of mine introduced me his new boyfriend

中国出身のゲイ友と、久々に再会したぞ。とってもいい人で、知り合ってかれこれ10ヶ月くらい?


とあるゲイ・イベントに一緒に行こうと約束していたのだ。僕は、交通渋滞もあって、到着が1時間くらい遅れてしまった。到着すると、パーティーはすっかりスタートしていて、ゲイが50人くらい談笑していた。

そんな人だかりの中から、僕は友達を見つけると、手を振って彼にサインを送った。

「遅かったじゃーん」と彼。

「ごめん、家を出るのが予定より30分くらい遅れちゃって」

最初は、とりとめもない話をしていたら、向こうが突然、

「僕の新しいボーイフレンドを紹介したいんだ」と切り出してきた。

この友達は、30代前半くらい。これまで15年以上、一人の年上白人男性とつきあってたというツワモノ。しかも、単なる年上ではなく、向こうは女性と結婚して(離婚して)子供もいて、今では孫もいるという男性。それが、ついに破局を迎えてしまって、この半年ほど、寂しいシングルライフを送ってたのだ。

基本的に僕の友達は人恋しい人で、つきあったら、その人にぞっこんっていうパターンの模様。これまでの経験って、もしかしてこの元カレ一人だけかも?少なくとも、アメリカに引っ越してきて、当時すぐにつきあい始めた人と、15年、一緒だったみたい。

* * *

「えー、新恋人?おめでとー。どこで知り合ったの?」と僕。

どんな人、っていうよりも、どこで知り合ったかの方に興味があった僕・・・。僕も何か学べるかなと思ってさ。

そしたら、友達は顔を曇らせて、何も答えない。何があったの?言えないような場所で知り合った?なんて訝る僕。

「ま、いいから、ついてきて。彼を紹介する」

そのまま、人ごみをかき分けて、奥に進むと、そこにはスティーブが。

「スティーブが新しい恋人なの」 と笑顔になる友達。

ひょー、そういうことっすか。

このスティーブというのは、僕がこの友達と10ヶ月前に初めて出会ったゲイ・イベントにも参加していたのだ。つまり、僕はこの二人と同じ日に同じイベントで初対面していたということ。

しかも、スティーブも、女性と結婚していて、今では孫がいるという白人男性。見た目、50代後半ってとこ?まー、人のよさそうなオッサンって感じ。言われなかったら、ゲイとは思わない風貌。

でもさー、この子、ホント、オヤジが好きなんやなーって思った。彼がシングルになったとき、「どういう人とつきあいたい?」って聞いたら、「同い年(30代前半)から40代くらいかなぁ」なんて答えてたのに。

年齢差ってどれくらいよ?彼が33くらいで、向こうが58くらいとして、25歳差かー。ホンマに、パパが好きなんだねー。

でもさ、アジア人に多くない?父親と同じような年齢の白人男性とつきあってる人。

ただ、気になったのは、スティーブのほうは至って普通で、特に照れるでもなく、何もなかったかのような態度。僕の中国人の友達のほうが、ウキウキって感じで、幸せが顔全体からこぼれ落ちてるんだよねー。

「どっちからアプローチしたの?」と聞いたら、「両方から」というあり得ない回答。

ありえんでしょー。アプローチって、やっぱ、どっちからかかけるもんじゃない?例えば、一方が食事に誘うとかさ。だって、二人はゲイの集まりとかでたびたび出会うような友達関係が何ヶ月も続いてたわけだし。恋人関係になったのは、ここ1ヶ月くらいみたい。

こりゃー、中国人の友達のほうがアプローチしたっぽいよね。スティーブのほうは、離婚して、特にすぐにコミットする関係になるような人を探してる風ではなかったからなぁ。ただ、アジア人に興味あるようなオーラが出てたのは確か。それは、初対面でスティーブに会ったとき、僕も感じました。

ともあれ、二人が幸せならそれでいいんだけどねー。全く新しい人が恋人じゃなかったので、名前を新しく覚える必要がなくって楽でいいやー、なんてね。

ただ、年の差婚ってさ、普通に考えたら、年上の彼が先に行っちゃうよね。25歳も年の差があったら、自分が60歳くらいのときに、向こうに先立たれる可能性が高いわけでしょ?それを考えると、うんと年上っていう彼は、ちょっと引くなぁ。まー、金持ちで、イケメンだったら考えるけど!



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