先週の『行った気になれるゲイのサンフランシスコ -- カストロ編』で、サンフランシスコのゲイの歴史について紹介したけど、また偶然(!)当時のバスハウス(ゲイサウナ)の写真を集めたプロジェクトThe Fairoaks Projectなるものを発見。
なんでも、1978年、サンフランシスコで有名な男湯The Fairoaks Bathsというのがあって、そこで管理人をしていたFrank Mellenoが、当時のゲイサウナ(男湯)の中の様子をポラロイドカメラで撮影してたんだって。
フランクは、そこで知り合いになった人たちの写真を数百枚撮りためてたそうで、かなり古くなってたポラロイド写真を修復して保護するプロジェクトがThe Fairoaks Projectなんだって。今年6月7日にはそのお披露目会があったそう。
バスハウスっていうのは、もうゲイコミュニティーの中心的な存在だったらしく、夜な夜なそこに男たちが通ってはコミュニティーを形成してたそうな。出会い系アプリやウェブサイトが、現代版の「ゲイサウナ」と言われるゆえんがわかるね。当時はインターネットやスマホなんていう便利なものがなかったから、とにかく物理的にゲイだけが集まれる場所(コミュニティー)が必要だったんだろうね。
特に笑いを誘ったのが、コスプレナイトとか、満月ナイトとか、日替わりでイベントをして盛り上げてたっていうところ。今も変わんないよねぇ〜。ヒゲ・ナイトとか今でも二丁目でやってんのかね?
中でもさすがサンフランシスコの男湯!と思ったのが、「ドアなしナイト」。
男湯なので、やっぱりやることって言ったらソレなわけで。ちゃんと個室もあるらしいのだけど、「ドアなしナイト」の日は、その個室のドアを全部とっぱらって、誰でも中が見える状態にしてたんだって。ようは、見せたい人たちと見たい人たちの夜。
その日の夜のポラロイド写真もある〜。
なんか自由だよねぇ。
そのポラロイド写真の一部はこのサイトで見られる。大人向けなのでご注意を。
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今じゃ、ゲイサウナなんて行ったことない人のほうが多いんじゃない?僕も日本では行ったことないわー(^_^;), 日本のサウナって、どんな感じなの?
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